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意外にフットボールネーションの理論がゆるプラクティスだって事が知られていないのを何とかしたいと思っている46歳のオレ

最近オレは気づいちまったんだ・・・。
何って、意外にも「フットボールネーション」の理論がゆるプラクティスだって事が知られていない事に!!
作者の大武ユキさんはちゃんと表紙に「科学指導 高岡英夫」って書いてくれているのにどうしてこうなってしまったのだろう・・・?
ある時Twitterを見ていると
「フットボールネーションにドはまり中、これ教えてくれるとこがあったら絶対いく!」
みたいなツイートが(正確な表現忘れました。すみません)・・・。知り合いの指導員がすでにありますよ!と返信していたのですが、私も負けずに返信したらその方は本当にそういう講座がある事を知らなかったみたいで、実際にトレーニング方法を教えているワークショップがあることに驚いていました。
これはいかん!「フットボールネーション」のお陰でゆるサッカーゆるトレーニング(サッカーの為に開発されたゆるプラクティスを「サッカーゆるトレーニング」といいます)がサッカー界に浸透したのは間違いないのですが、その理論の開発元が運動科学総合研究所で高岡先生であることが意外に知られていないなんて!? これはひとえに私達指導員の怠慢!!
という訳で行きまっせー! (さっきも言いましたけど「科学指導 高岡英夫」ってちゃんと表紙や奥付にも書いてあるんですけどね・・・。)

フットボールネーション 大武ユキ

「脚のきれいな選手求む!」で始まるこの漫画。確かに最初に見た時は全国の少年少女サッカーファンは衝撃だったでしょう。第一話(後編)からもも裏・もも前腸腰筋インナーマッスルと目からうろこの話題がオンパレード。
でもですね、ムフフ、実はこれらの内容は指導員達にはずっと前からの常識なのです!
何故かというと

サッカー日本代表が世界を制する日

なんと2001年に高岡先生はこんなセンセーショナル題名の本を出版していたのです。
もう19年前の本なので今の若いファン、選手からすると既にレジェンドとなっている選手の写真が目白押しの一冊ですが、この時すでにもも裏、もも前、腸腰筋、センターの理論がわかりやすく解説されているのです。私もこの本を読んで、更に海外サッカーやJリーグを見て優秀な選手の動きを勉強させていただきました。
それから定期的に高岡先生はサッカーに関する本(以下「サッカー本」)を出し続け現在では5冊になっています。最近の本では詳しいトレーニングの仕方も写真付きで解説されているので、もしご存じない方がいればこちらの2冊

日本人が世界一になるための
サッカーゆるトレーニング55
サッカー球軸トレーニング

に当たってみてください(あ、表紙が主人公の千尋君だ)。

さてフットボールネーションに話を戻しますが、漫画という媒体は当然絵に説得力がないといけませんよね。特にスポーツ漫画ではそこがかっこよく書けるかどうかは大変重要な事だと思います。
高岡先生の講座に出ると例えば腸腰筋ならばそれが使えている時、使えていない時の見分け方をたくさん教わります。そうやって行くうちに表面から見えない腸腰筋でも使えている時と使えていない時の見え方がだんだんわかるようになるのですが、フットボールネーションの著者の大武ユキさんもおそらく「サッカー本」を読まれて漫画家としての視点で研究されたのだと思います。
こういう絵は格別の知識がないと普通は正しく書けないものですので(一流選手の写真をトレースすれば別ですがそのままだと“動き“が消えて静止画の様になってしまい、面白くない感じになってしまいます)、野球やテニスなど他のジャンルの漫画家さんもぜひゆるプラクティスを学んだり、ゆる関係の書籍に当たられたりして超一流スポーツ選手の絵を「正しい動き」という視点から描いていただきたいです。そうしたら「サッカー日本代表が世界を制する日」どころの騒ぎではなく「すべての日本代表が世界を制する日」になりますね。

フットボールネーション-インナーマッスル編

という2014年発行の書籍があります。今は絶版でネットでしか手に入りませんが、フットボールネーションの中でインナーマッスルを扱った話をピックアップして載せているというファン垂涎のマニアックな本です。実はこの本に高岡先生へのインタビューが載っているので手に入るならばぜひ当たってみてくださいね。
ちなみにこの表紙絵になっている主人公の千尋君は蹴り脚の股関節が軸足の股関節に比べて下に落ちていますね。こんな風にしてキック出来るには相当インナーマッスルが使えて股関節と仙腸関節が自由に動かないと無理なのです(※1)。そしてその知識を知っていないと(ほとんどの漫画家さんはこのようなキックを自分で出来ないでしょうから)このように描くことは難しいのです。この辺りがフットボールネーションという漫画が(プロの選手の方々にも!)説得力を持っている理由ですよね。

最近では呼吸の重要性にも言及しだして(もちろんこの呼吸の理論もゆるプラクティスの理論ですよ!)ますますマニアックな話題が目白押しのフットボールネーションですが、6/30発売予定の最新15巻が楽しみです。また7月4日からJ1も再開決定となり、サッカー界もみんなで盛り上げていきたいですね!

(※1)無理にこの表紙絵のフォームを外側から真似すると自分の持っている動きが崩れてパフォーマンスを落としてしまったり、最悪の場合腰を痛めてしまう可能性があります。まずはゆる体操から取り組み腰や股関節をゆるゆるの状態にすることから始めて下さい。

10/25(日)ゆるAll Day開催(体験レッスンあります)
教室でゆる体操を学びたい方はコンテンツページへ
ご自宅からゆる体操を学びたい方へ動画配信中(10月配信)

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中田了平

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