blog article
フットボールネーション15、「立甲」キタ--!ゆるポータル神戸でも「立甲への15分」動画限定配信予定!だがいつになるやら・・・(´;ω;`)
フットボールネーション15読みました! 天皇杯決勝も延長戦へ突入!今後の展開が楽しみです。
さて、ゆるプラクティス愛好者、サッカー関係者にとっては今回の目玉は「立甲(用語集)」ですね。立甲と上腕骨の内旋・外旋が15集の話題でした。
さて、この立甲ですが、最初に一般に紹介された書籍は高岡先生の名著「究極の身体」でしょう。
サッカー関係者のみならず、スポーツ選手やその指導者ならば一度は読んでいなければならない本です!立甲だけでなく理想的に動く身体とはどういうものかが総論的に書かれていて、あらゆる身体運動をする人間がどういう方向性を目指せばよいかがジャンルに関わらずわかるようになる本なのです。
その中でも立甲は絵的にもぎょっとする感じがあって目立つし、角度が何度とか具体的な目安もあるのでわかりやすい概念ですね。「究極の身体」では立甲だけでなく甲腕一致といって肩甲骨と上腕骨の関係性についても詳しく書かれていました。また2018年にカンゼンより出版された「肩甲骨が立てばパフォーマンスは上がる!」は著者の高岡先生曰く、“究極の身体の各論シリーズとしての位置づけ”の本だそうです。立甲に関してはフットボールネーションの内容でも十分語られていますが、更に詳しい中身や実際のトレーニング法に興味がおありの方は「肩甲骨が立てばパフォーマンスは上がる!」に当たってみてください。
さて、フットボールネーションですが今回読んで思ったことはやはり豊富な取材に裏付けられた正しい知識と感覚に基づいて書かれているという事です(大武さん、偉そうな言い方でゴメンナサイ)。
以下フットボールネーション15集を見ながら見ていただけたらと思います。
15集で言うと一番最初の
「筧のパスがー、一ノ瀬に通った!!」
という部分(画像を乗せられないのが残念)。ここの一ノ瀬選手の右の股関節や脚の交差具合、今回の話題の肩甲骨周りの雰囲気からしていいですね!
やはり一ノ瀬は主人公のライバルなのでこのシーンには気合が感じられます。15集の一番最初になる場面なので特に気合が入ったのでしょうか?「おお、いいなぁ」という感じです。
他に私が地味に好きなシーンは21ページ(以下ページ数はすべてキンドル版です)の横浜の47番、筧選手が東クルの入江選手を交わすところです。
ここの右脚、いいと思いませんか?ほぼ水平の角度まで太腿が上がっていますが、背中から見た胴体が長く見えませんか?フットボールネーションで言われているように太腿の上げ方には大腿直筋中心と腸腰筋中心の使い方があって、腸腰筋を中心とした体の使い方をするとこういう感じで胴体が長く見えます。腸腰筋系の右腰が落ちながら右の太腿を上げる動きなのですね。また27ページの筧選手の右の肩甲骨も秀逸な動きであり、普通の人はプレー中に肩甲骨が体幹から剥がれてこのような位置に来ることはあり得ませんから、作者の大武さんが筧選手を重要な人物として書いている事がよくわかります。
主人公の沖千尋は褒めねーのかよ、という方の為に、今回はここ。No,129「もう一つの質問」の表紙ページになる32ページですね。一ノ瀬選手とすれ違う瞬間「期待してるぜ」と言いながら歩き去っていく沖の右腕が内旋・・・、そして割腰。割腰に関してはプレーシーンじゃないのでわかりにくいですが、服のしわの書き方を見ると明らか意識して書いておられる(もしかしたら当たり前になっていて無意識かもしれませんが)のがわかります。地味ですがこういう普段の歩いている姿が基本的にすでに高能力の動きなんだという、大武さんの主張と私は受け取りました!
逆に言うと普段の歩きを改善するとプレーに役立つという事であり、腕の使い方はゆる体操でも学べますが、さらに一歩進んだ使い方は当サイトのコンテンツでもある「スーパーウォーク歩道」で徹底的に学ぶことが出来ます。
全国のサッカー愛好者の皆さん、こういう普通に歩いている時の写真を撮られたときに自分の腕がこうなっていたらニヤッとしてください(笑)
あと、水泳と肩甲骨の関係が話題になっていますが、私は10代の時は(ヘボい)水泳選手でした。
ですから、他のスポーツとの関係まで言及していただけると本当にありがたいです!
ただ、このような高度なプロ選手の体の使い方も、まずは地道にゆる体操で体をゆるめる事から始まるというのは言うまでもありません。
皆さんもゆるポータル神戸のクラスで「ゆる体操」と「スーパーウォーク歩道」にぜひご参加ください(笑)
コロナで来られない方の為に今後動画の限定配信も充実していく予定です!
さて、サッカーJリーグももうすぐ開幕ですね。
みんなで“日本のフットボールネーション化“を目指して盛り上げていきましょう!!!
肩甲骨周りを徹底的にゆるめる「ゆる体操」と腕の内旋外旋を学べる「スーパーウォーク歩道」を学びたい方は・・・
contents スーパーウォーク歩道へ