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ゆる体操を続けて私に起こった8つの変化

こんにちは。今回はゆる体操を続けることで私に起こった素晴らしい変化を8つ紹介したいと思います。

1.腰痛が治った

20代の頃、趣味だった中国武術のトレーニングがたたりひどい慢性腰痛になってしまいました。最初はぎっくり腰から始まったのですが、何回か繰り返しているうちに痛みが慢性化してしまったのです。初めは整形外科に行きましたが
「骨に異常はないから・・・」
という事でシップをもらうだけ。鍼灸・整体やマッサージに行ってもその時多少改善するものの、帰り道にはもう元に戻ってしまう始末。そのうちにだんだんひどくなり、立っていても座っていても痛みがひどく、とうとう息も苦しく寝られないほどの痛みになってしまいました。その後少しだけましにはなりましたが、結局のところまともな仕事どころか日常生活にも不自由している状態が続いていたのです。実際アルバイトもできず、その頃は実家に居たので家の手伝い(台所の後かたづけと食事の買い出し)をして500円のバイト料を親からもらっている有様でした。それも実は毎日できないので成立していたという訳です・・・。

そんな生活を数年していて出会ったのが高岡先生の書籍「意識のかたち」でした。

意識のかたち


そしてこの本の中でゆるプラクティスの存在を知り、ゆるプラクティスを始めたのでした。 最初に始めたメソッドは“基礎ゆる”です(現在ゆるプラクティスを始めるなら最初はゆる体操が圧倒的にお勧めですが、当時まだゆる体操は開発されていませんでした。)そうすると今までどこに行っても原因さえわからなかった慢性腰痛が治ってしまったのです。
「これは凄い体操だ・・・」
と思い、その後ずっと基礎ゆるとゆる体操を続けてきたのです。もしゆる体操に出会わなければ私はまともに仕事すらできていなかったでしょう。
つまり私はゆる体操に救われたのです。

2.疲労しにくい頭と体になった

ゆる体操をすると身体がほぐれます。身体がほぐれると血行が良くなります。血行が良くなると代謝がよくなり、疲労物質がたまりにくくなります。要するに頭脳労働でも肉体労働でも(学生さんなら勉強でもスポーツでも)タフになるのです。また、仮に疲労がたまりそうな状況でもこまめにゆる体操をする事で疲れを取る事が出来るのではたから見ていると疲れていないように見えます(笑)。

3.いざという時に無理が効くようになった

ゆる体操に慣れてくると短時間で疲労が取れるようになります。もし、あまりに忙しくて体操をする時間が取れない時でも
「ああ、体操する時間がない!大変だ~!」
から
「まあ、今は体操できないけど後でやればとれるから今はとにかくこれを済ませよう」
となり無理が効くようになります。本当は疲れないのがいいんですけど、現実そうもいかないことが多いですよね。そんな時でも冷静に“無理が効かせられる”ようになります。

4.心理的にも余裕が出来、チャレンジ精神が旺盛になった

ゆる体操で疲れにくくなり、無理が効くようになると何事にも余裕が生まれてきます。疲れにくいので仕事や勉強の効率が上がり、しかもいざという時無理が効く(効かせられる)ので更にその上を目指す気持ちが自然と生まれてきます。仕事以外では冷静に羽目を外す(笑)事も出来るようになります。最初の話に戻ると、私がひどい腰痛だった時は「一日どうやって乗り切ろうか」という点にしか気持ちが向きませんでした。そこまででなくても疲労がたまっていると「何かやろう」という前向きな気持ちなど生まれてくるはずもありません。あまり言われていないようですが、いくらプラス志向でそういったイメージトレーニングをしても前提として疲労がたまっていては効果も片手落ちになってしまいます。

5.仕事の能力が向上した。

何かに取り組んでも長続きしなければなかなか能力が向上しません。つまり「継続は力なり」で、根気よく飽きずに続けることが能力向上の最低条件なのです。疲労をコントロールできるようになり、体力・気力が充実し、チャレンジ精神も旺盛になると、何事も無理なく長続きするようになるので当然仕事の能力も向上します。つまりゆる体操は能力向上を下支えしてくれるありがたいメソッドなのです。この辺りのお話は高岡先生の書籍「仕事力が倍増する”ゆる体操”超基本9メソッド」に詳しくありますのでご参考ください。

仕事力が倍増する“ゆる体操”
超基本9メソッド―
「身体経営術」入門

6.時間に余裕ができ、趣味に時間を当てられるようになった

ゆる体操で(2)~(5)の効果が出始めると人生にメリハリをつけられるようになります。なんにでもメリハリがつけられるようになるので自然に時間が生まれてきます。また元々あった空き時間に気づいて有効に使えるようになります。そうなると趣味に時間がさけるようになります。
趣味がない、という人も安心してください! この段階ではすでにチャレンジ精神が旺盛になっているので趣味なんてすぐに見つかります!
ついでに言うと仕事の能力が向上するという事は趣味の能力も向上します。
たまに仕事もバリバリに出来て、話すと愉快で、オフの日にはちゃんと趣味も楽しんでいる人っていますね。そういう人はみなゆるんでいる人なのです。

7.(私の実例)ダイエットが簡単になった

(6)まで色々挙げましたが一つ私の具体的な成功例をお話させていただきます。私は去年の年末からダイエットをしています。私は食べる事が大好きで特に甘いものが大好きなのでうっかりするとすぐ食べ過ぎてしまいます。そんな訳で10年ぐらいかけて10キロ程度太ってしまうのですが、そのたびにダイエットという事を繰り返してきました。
今回は人生3回目の大規模(?)ダイエットという事になったのですが、私の様に人の倍食べる人間は、痩せるためには運動だけではなく食事制限が絶対に必要です。食事制限の内容に関してはここでの話題とずれますので詳しいお話は避けますが、ゆる体操だけをやってもそれだけで現実体重が落ちるという事には中々なりません。ただ、ダイエットのサポートには確実になります。というのはゆる体操をやっていると動く事が苦にならない、もしくは動く事そのものが楽しくなるので日常の中でこまめに動けるようになります。
ダイエットの基本は食事制限、有酸素運動、筋トレですが、現実普段の生活の中に運動の時間を取るのは大変です。しかしゆる体操+他のゆるプラクティスを加える事で躊躇なくすきま時間にダイエットに必要な運動をする事が出来るようになります。基本的にゆるプラクティスは家トレなので「ゆる筋トレ」等は道具も全くいりませんし、極端な話「足ネバネバ歩き」だと自宅でテレビを見ながら(物音を立てずに)有酸素運動をする事も可能な訳です。外に出る時間があれば「スーパーウォーク歩道」の出番ですね。「スーパーウォーク歩道」が身についてくると同じ時間歩いても疲労が残りにくくなるのでウォーキングという運動を無理なく持続できるようになります。
そして何よりも大事な事は仕事も趣味も忙しくこなしながらこれらダイエットに必要な事をすべてマネージメント出来るようになるという事です。これはまさに(6)あってのことですね。

46歳になったオヤジの使用前-使用後
46歳になったオヤジの使用前-使用後

ダイエットに関してはここでは書きれない事もたくさんあるのでそのうちブログで書こうかと思っています。

8.人生バラ色(笑)になった

まあ、これは少し冗談ですけど、何色かは人それぞれとして・・・(笑)。仕事も趣味も楽しめればそれは良い人生と言えると思います。ただし人間は老化から逃げることはできません。ですから年を取るにつれて少しずつ衰えてくる事実はどうしようもありません。大事な事はそれをそのままにしておくのではなく、自分から積極的にアプローチしていく事だと思います。人間の能力は私たちが思っているよりもはるかに深いものです。ゆる体操はその深い部分にアプローチするので、若いころに使えていなかった能力がゆる体操で開花していきます。

さあ、皆さんもゆる体操を始めてみませんか?

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