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なぜ手首が猫並みにゆるむといいのかという話
今日は、猫の話を書きます。
猫の手はとても柔らかい
このブログのタイトルは「猫」とか「手」という言葉が入っていますが、それを合わせると「猫の手」ですね。ふつう、「猫の手」というと「猫の手も借りたい」という言い回しがありますね。忙しくて人手が足りないので、全く役にたたなさそうな猫の手さえ借りたいくらいだ、というような意味です。(一応、広辞苑と明鏡にあたって調べました)
猫の手が人間の作業に役に立たないというのは、猫を飼っている人ならよくわかることですね。彼らの指は人間のような複雑な動作にはまったく不向きです。
けれども、柔らかさとなるとたいていの人間よりもずっと上です。彼らの前足の先の方、人間の手首に相当する部分を触ると、フワフワ、ホニョホニョに柔らかいです。私は以前猫を飼っていたことがあり、よくそこを触っては悦に入ってました。肉球も柔らかくて気持ちいいですが、今お話している手首にあたる部分もほんと気持ち良いんですよ。
この記事の最初の写真のネコなんか、まだ若いネコだし、それはそれは柔らかそうな前足(手首)をしているじゃないですか。
けっこう老いた猫でも、この部分は柔らかいですよ。
猫科の他の動物もそうみたいですね。大型のネコ科のトラとか、ヒョウとか。もちろん触ったことはないですけど。写真で見るとフワッ、ホニョっとしていかにも柔らかそう。
これはヒョウですね。柔らかいだけでなくて、重みもかなりありますね。
ネコ科動物の素晴らしい疾走能力、ジャンプ能力はこの柔らかい前足の関節に鍵があるわけですよね。
猫の手くらいに手がゆるんだら・・・
そこで皆さん、ご自分の手首を柔らかくゆすってみてください。子供とか10代、20代くらいの若い人なら柔くてしなやかに動くと思いますが、それ以上の年齢の人の手首は案外固いものですよ。
男性よりも女性の方が一般的に、手首は柔らかいことが多いですね。中年以降の男性の多くは手首がガッチリと固いです。もちろん、職人さんのように細かな手作業を日常的にやっている人は柔らかいはずです。
猫の手くらいに手首がゆるんだら、どんなに快適かとよく思うのですよ。
私のゆる体操教室で、手首スリプラ体操をするときに、猫の手首みたいにホニョホニョになるといいね、とたまに発言してしまうことがあります。そういう時、猫を飼った経験のある人はけっこう強く同意してくれたりします(笑)
猫の手首のように脱力していたら、さぞかし手も前腕も、気持ち良いはずなんですよ。
さらに、肘から肩まわりまで楽でしょうね。
それだけゆるんでいたら、気持ちいいだけじゃなくて、きっとすごく手先が器用に動くはずです。
また、手から手首の動きに関する脳の領域は大変広いのです。ですから、手から手首がよくほぐれてくると、脳活動がグッと良くなります。
そういう柔らかい手首を可能にするゆる体操は手首スリプラ体操です。
つまり、この体操をすると猫レベルの手首になれます。ま、猫じゃないので、誰かが「柔らかいね〜」と触ってくれることはないかも知れませんけれど(笑)
でもこれやっとくと、手首の腱鞘炎になりにくいですよ。スマホとかキーボードをよく触る人は必須ですね。
まとめ
手首スリプラ体操って、やったらやっただけゆるむし、ゆるむと気持ちいいんですよね。さらに脳の働きも良くなる。おうちの猫とも競いあえるくらい手首が柔らかくなる。
そういう内容でした。