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「産後うつ」かな？と思う人はゆる体操を試してください。
【読者へのお願い】身近に、子育てで疲れている女性がいたら、この記事を教えてあげてください。
こんにちは。ゆるポータル神戸の中田ひろこです。
さっそく本題なんですが、最近、産後のうつっぽい症状に悩んでいる女性が増えているようですね。
出産後の女性はどれほど大変か、出産経験のある私にはよく分かります。
この記事は、そうした女性たちに少しでも楽になってもらうために書きました。また身近にそういう女性がいて心配な人は、ぜひ読むようにご本人に勧めて差し上げてください。
産後うつは誰でもかかり得るのですから、責めないことが大事です。
私は医学・医療の専門家ではありませんが、WHOの2012年の発表によると、今後、うつ病の患者はさらに増えていき、2030年には世界で最も患者数が多い病気になるとのことです。うつはごく身近な病気であり、今後さらにかかる人が増えていくということです。
産後の女性の生活は重労働の連続です。そこにプラス、生活の不安があったりします。
たとえば、たった一人で子育てをする不安。頼れるはずの夫は仕事が忙しいという理由で、子育てをほとんど手伝ってくれないことが往々にしてあります。さらに、コロナ禍の今は経済的な不安がある場合だってきっと多いでしょう。
色々と不安要素がある中でも、のんびりと楽しく子育てができる人は居るでしょうし、それはとても幸せだしラッキーなことです。
でも、そうでない人もたくさんいます。疲れが原因で、うつっぽくなるのは当たり前なのだとまず知ることが大切だと思います。
産後の疲労やストレスで体は固まります。体が固まると、気持ちが沈みます。
私は体をゆるめる方法を指導する専門家です。ハッキリ申し上げることができるのは、人間は肉体的・精神的疲労やストレスで体が固まり、そのことにより、誰でも必ず気持ちが落ち込み、ひどい場合にはうつ的な症状が出るということです。
子育てに疲れ果てて気が沈んだり、食欲不振になったり、眠れなくなった母親を精神論で励まそうとしたり、叱ったりしても上手くいかないばかりか、かえって追い詰めてしまうこともあると思います。
体がゆるむと、気持ちも楽になり、心が明るくなります。
ここはシンプルに、子育ての疲労と不安で固まった体をゆるめてあげると良いのです。
固まった体をうまくゆるめることができると、気持ちが楽になります。神経質になっていたのが、落ち着いてきますし、「大変だけど何とかやっていけるかも」という気持ちの余裕が生まれます。少しでもそうなればしめたものですよね。
その体のゆるめ方ですが、ゆる体操が最適です。
「寝ゆる黄金の三点セット」と言う3つの体操です。
家トレも寝ながらできる 10分間ゆる体操 【永久保存版】
体操の名前などはべつに覚えなくて良いので、やり方をざっとつかんで、やってみてください。やりやすそうなのだけでも良いんですよ。
赤ちゃんが寝ている時、ベビーベッドの脇でご自分もゴロリと寝ころんで、やってみてください。
着替えや道具など要りません。寝ころべる場所さえあればO Kです。
長時間やらなくても良いです。2~3分間でも十分です。やってみましょう。
やっているうちにフワ〜〜ッと気持ち良くなって寝てしまうかも知れませんが、全然かまいません。目覚めた時に、いつもと違うスッキリした感じになっていることに驚かれることでしょう。
ぜひ、試してみてください。失うものは何もありません。少しでも体が楽になれたら、今日を乗り切れます。
そしてまたしんどくなったら、また寝ころんでやってください。また楽になれますよ。産後の腰痛もやわらぎます。
そして、大変な時期をどうぞ少しでも楽に、身近な人の力もできるだけ借りながら、過ごしてくださるよう祈っています。
