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緊急事態宣言の今こそ達人調整を

現在(2021年2月)日本は主要都市部を中心に2020年3月以来2度目の緊急事態宣言に入っています。

前回のコラム「在宅勤務で起こりやすい5つの体調不良」でも申し上げましたが、緊急事態宣言中は外出自粛要請により運動の機会が減ってしまいます。するとただでさえ運動不足の現代人がさらに運動をする機会が無くなってしまいます。

運動をしないと体は固まってしまいます。簡単にいうと「凝って」しまうのですね。「こる」というと「肩こり」をイメージしますが、肩に限らず全身が凝ってしまいます。例えばずっと座っていると腰が痛くなってしまいますね。これは要するに腰が「凝って」いるのです。

外出自粛でずっと自宅にいると普段よりもさらに運動の機会が減ってしまうので全身が「凝って」しまって様々な体の不調となって現れます。

こういう大変な状況の中で体調をキープするには、結論から言うとゆる体操をと達人調整を合わせて受けることがお勧めです。

2020年の緊急事態宣言時のことを思い出してみてください。
運動不足だからといって自宅でハードな運動をして発散するというのも、モチベーションや周囲への騒音のことを考えると中々難しいところがあると思います。

ですから手軽に自宅で体をゆるめることができるゆる体操で体の調子を維持することが大事になってきます。

とはいっても、過大なストレスがかかる状態なので気分がふさいでしまってついゆる体操をするのを忘れがちになったり、ゆる体操をしてもなかなか効果が出ないと感じられた方もおられると思います。

今回はこのあたりのことを自分なりに書いてみたいと思います。

この記事を書いた人

体が固まるということには複雑な原因がある

実はこの体が固まるという現象はもちろん実際に運動をしないということが理由ではあるのですが、特に緊急事態宣言中のような場合、先行きに対する不安感からの精神的なストレスも無視できない大きな要素となります。

ですから、緊急事態宣言による外出自粛は肉体面と精神面という二重の方向から体を固めてしまうのです。

人はある程度の年齢以上になると(基本的には)努力なしに体がゆるんだ状態を維持する事ができません。しかも体が固まっていくスピードは意外にゆっくりなので自分が外出自粛という事態の中で以前より固まっていっているのを自覚することもできないものなのです。

私も前回の緊急事態宣言中が明けてリハビリ業務に復帰したのですが、以前来られていた患者さんから

「やっぱり1人でゆる体操をやっていてもなかなかゆるまないんですよね」

といった声をたくさん聞きました。

とは言う私も偉そうなことは言えず、前回の非常事態宣言ではかなり体が固まってしまったと思っています

特に自宅待機中は首や首の付け根のコリがひどく、ゆる体操をやってもやってもなかなかゆるまなくて大変な思いをした記憶があります。

前回は日本でも海外のロックダウンに近いような状況になりましたが、今回は例えば店舗への要請も営業は20時までと(今のところ)前回ほどではないので、自分の体調に気をつけながら許せる範囲で気晴らしで出かけたり、可能ならゆる体操の教室に通う、心配な方は当サイトの動画を見ながら普段より意識して体をゆるめるようにする事が良いと思います。

とはいっても自分の意思に反して戸内にいることが増えるとそれだけでストレスが溜まることが多いので、ゆる体操をしてもゆるんでこないということはあると思うんですね。

特に一人暮らしの方が在宅勤務になってしまうと、まわりとの接触がほとんどなくなり気晴らしもできなくなるので、ゆる体操をやっていても本当に大変だと思います。

だからといってこの状況の中大勢で集まって・・・、などということは避けなければいけません。

そういう時は思い切って達人調整を受けてみることをお勧めします。

達人調整僧帽崩し
達人調整「僧帽崩し」

達人調整は1対1なのでお互いが体温やマスク着用など基本的な感染対策に気をつけて、会場の換気など基本的なことを守っていれば少なくともクラスター感染などにはなりません。

また、達人調整は整体やマッサージなど他の身体調整法に比べてゆる体操と同じく「体をゆるめる」ことを目的としているので、特にゆる体操をしている方にとっては非常に親和性の高い最適の身体調整法です。

達人調整で深いゆるみを

「え?達人調整ってマッサージみたいなものでしょう? マッサージは体をゆるめるのが目的ではないの?」

と思われるかもしれませんが、普通にマッサージを受けたぐらいでは実は人の体はあまりゆるみません。
それどころか(失礼ながら)下手なマッサージは体が固まってしまうことすらあります。
少なくとも全く効いていないということは多々あるのです。

一つ例を出しましょう。

肩がこってご家族に肩を叩いてもらったりもんでもらったりした経験は皆さんおありだと思います。

5分でも10分でもいいいのですが、肩を叩いてもらったりもんでもらったりした後の状態は皆さんどうでしょうか?
本当に肩こりがスッキリ取れていますか?
むしろ約束の回数が終わった瞬間

「え?もう終わり?もうちょっとやってほしい」

と思うのではないでしょうか?
気持ちいいからやってほしいというより、終わった事に対してすこし残念な感じがしませんか?
もっというと少しイラっとしてしまう感じでしょうか?
これは冷静に考えてみるとおかしい話ですよね。肩たたきは肩こりをほぐすためにやっているのですから、終わったら

「ああ、スッキリした。ありがとう」

となるか、少なくとも

「だいぶコリが取れたよ。ありがとう」

とならないとおかしいと思います。

つまり、よほどの訓練をした人にしてもらわないと叩いたりもんだりという行為では(実は)体はほぐれないのです。

「でも、叩いてもらったら気持ちいいんだけど」

と思う方もあるでしょう。確かに多少は血行も良くなりほぐれる効果もないとは言えませんが、体の表面にある大きな筋肉(アウターマッスル)は衝撃から体を守る役目もあるので、あまり強い力で叩くとむしろその部位は硬くなってしまいます。

叩いたりもんだりしてもらうと気持ちがいいというのは色々理由がありますが、ある部位に不快感や痛みがあるときに別の部位に強い刺激を与えると、元々不快だった部位の感覚が一時的にわからなくなるという要素が強いと思います。

ご自分の体に不快なところがあったとして、それと関係のないところを思いっきりつねってみたらどうでしょうか?
しばらくの間、痛みのせいで元々の部位の不快感が消えてしまいますよね。

肩を叩くと気持ちがいい感じがするのは、要するにそれと同じことが起こっているだけなのです。

叩いて体がほぐれるなら、ゆる体操にも体を叩く体操があるはずですが、そういうものは基本的にありません。
ゆる体操で体をゆるめるための代表的な運動はゆらすこと(揺動緩解運動)とさすること(擦動緩解運動)です。

もうさすがにいないとは思いますが、昔は整体やマッサージに行くと

「今日は強くしておいたので明日ぐらい揉みおこしが来ると思うから、痛くなったら痛み止め飲んで置いたらいいよ」

みたいな整体師が20世紀にはまだいたのです。
正直言ってとんでもない話です。次の日に痛くなるのだったら全然治療になっていませんよね!

達人調整も基本的にゆらしたりさすったりしながら相手の体をゆるめていきますので、ゆる体操と非常に親和性があるのです。

では、達人調整を受けるとどういう感じがするのでしょうか?

達人調整は強い刺激を与えませんので、表面の筋肉が反発で硬くなるということはありませんし、ゆる体操と同じく副交感神経優位になるので触ることのできない体の深いところも勝手にゆるんできて、受けていると体の芯からホワーっとしてきてあたたかくなってきます。

普通の方法より深いリラクゼーション(=ゆるみ)を得られるので、呼吸が深くなり脳の疲れも取れてストレスも自然に解消します。

そしてゆる体操をされている方なら自宅に帰ってからゆる体操を続けるとその効果を持続させることができるのです。
なぜならばゆる体操と達人調整は同じ原理でできているからですね。

ですから、外出自粛中の状況でどうしてもゆるまない時は達人調整を受けてみてください。

また、いっそのこと固まることを前提として定期的に受けるようにするのも良いと思います。

達人調整吊脚
達人調整「吊脚閉側芯崩し」

達人調整は一対一の関係なのでお互いが注意していれば感染リスクも少なく、クラスター感染も起きませんし、私も当然のことながら感染症対策はきちんとして施術しますので、その点も安心していただいて大丈夫です。

最初に述べたように今後このような事態は増えることはあれ、減ることはないでしょう。

ですから、今後はこういう事態に対する根本的な対策が必要になると考えなくてはいけません。

自分で自分の面倒を見るのは「責務」?

この「根本的な対策」について少し考えてみたいと思います。
現在の政権は就任時に自助、公助を掲げていました。しかしこれは裏を返すと

「国が皆さんのためにかける費用には限界があるので自分で努力してください。」

といっているとも言えます。

実は国は平成14年に「健康増進法」という法律を成立させていて、第1章の第二条に(国民の責務)として

「国民は、健康な生活習慣の重要性に対する関心と理解を深め、生涯にわたって、自らの健康状態を自覚するとともに、健康の増進に努めなければならない。」

という一文を設けていました。

これを「義務」と言えないのは「国民の義務」は憲法で定められています(実はこの件に関しても色々な意見がありますが)ので「責務」としたのでしょうが、国側からしたら現実的には「義務」と言いたいところなのでしょう。

超高齢化による国民健康保険の財源の関係からも、すでに予算的に将来が厳しいことを見越しての法律だったのだと思います。

個人的にはそんなことを言われなくても

「自分の面倒ぐらい自分で見るわ!」

と言いたいところですが、もしそれが出来なくなってしまった時、私たちはどうすれば良いのでしょうか?

そして今、そういう事態が現実となって起きようとしています。

今回の緊急事態宣言に対しても、政府は罰則を設けようとしています。

ただでさえ外出自粛に伴って心も体も固まってしまうのに、その上この事態を乗り越えていこうという気力も削ごうというのでしょうか・・・。

罰則も良いですが(店舗など部分的な補償だけでなく)社会全体への補償もお願いしたいところです。

前回の緊急事態宣言では

「とりあえずこの数ヶ月を乗り切ればなんとかなる。」

という希望のもとで日本国民全体が3密を避けマスクを着用し、個人的には日本人は素晴らしく頑張ったと思っています。

しかし今回の非常事態宣言は補償も条件付きでしかなく、このまま外出自粛を続けても経済的に成り立たなくなると社会全体が感じているような気がします。(学校が休校になっていないこともありますが)予想通り人出が7割8割少なくなるということは起こっていません。

締め付けるだけでは次第に不満が募り体制は長続きしないという考えは古代からあると思うのですがその辺りはどうなんでしょうか・・・。

行きかう人々

どちらにせよ補償等の対策の充実は現政権には今のところ望みが薄そうなので、残念ながら普通にしていれば体調不良になるということを前提に(わざわざ「責務」などと言われなくても)自分で先回り先回りで対策をしていくしかなさそうですね。

今こそ自分の体と向き合う時期

私はこういう時にこそゆる体操と達人調整が必要なのだと思っています。

先日達人調整を施術したお客様の話をします。

その方は今回の非常事態宣言後在宅勤務になったのですが、やはり当サイトのコラム「在宅勤務で起こりやすい5つの体調不良」」で指摘したような在宅勤務特有のストレスを感じておられたようでした。お正月も実家に帰省できたそうですが、自主的に外に出回らないようにしてあまり気晴らしをすることもできなかったというお話でした。

その方はゆる体操をよくされているので、そういう自分の状態が客観的によくわかっておられるようで、達人調整も前回の60分から90分で申し込まれていたのでした。

「自助」というのは本来この方のように自分から湧き起こってくるものであると私は思いたいです。

そして施術が終わって、

「やはり90分してもらうと満足感が違いますね」

といっていただきました。

ゆる体操をはじめとしたゆるプラクティスに関わる者として、達人調整を施術したりゆる体操を指導して、皆さんの調子が良くなっていくのを見るのは本当に嬉しいことです。

そして施し手としても、受け手としても確信をもって申し上げますが、達人調整は素晴らしい身体調整法だと私は思います。

皆さんもこういう時だからこそ、少し自分の体と向き合ってみる時間を作ってみるのはいかがでしょうか。

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