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IT難民だったオレが1から勉強して格安SIM乗り換えにこぎつけた4つのポイント

私ははっきり言ってIT音痴でした。
そんな私がこの度スマホを格安会社に乗りかえるという暴挙に出ました!
あまりに無知だったのでたいへんでしたが、ズバリ、乗りかえる時の重要なポイントはコレです!

  1. まずは自分にとって理想的な契約内容を考える
  2. なるべくその理想と近い携帯電話会社を決める
  3. 現在の会社と解約の準備をする
  4. 家電量販店で各ブースの店員の話を比較して契約する

です!簡単ですね!

そもそもどうして私がIT難民になってしまったかというと、はっきり言ってゆる体操のせいなんです!(→ウソです)
ですが全員とは言いませんが、ゆる体操を本格的にやっている人はどうもIT音痴になる傾向があるように思えます。
それは何故かじっくり(5分ほど)考えてみました結果・・・、
次の4つが理由ではないかという結論に至りました。

  1. ゆるトレーニングに時間が取られてIT関連の勉強をするヒマがない→オレ
  2. 人間の身体こそが最高の存在で(これは事実です)それ以外は興味がない(ここがアカンな・・・)→オレ
  3. PC、スマホ関連の作業、遊びは身体が固まるので無意識に避ける→オレ
  4. そもそも本質的にITに興味がない→オレ

(っていうかコレ全部当てはまるオレって・・・。)

とはいえ現代でIT関連の知識がないのは色々な意味で致命的です。特に通信費に関しては3大キャリア(特にSoftBank)が基本的にユーザー目線ではなかったので、2年契約をめんどうくさいからと言って自動更新にして放っておくととんでもない金額を払わされるはめになってしまいます。

実は私がまさにそうで、(他のキャリアは正直わかりませんが)SoftBankの契約を見ても何がどうなっているかはにわかにはわからなかったので、正直に言って(恥ずかしながら)何故この金額を払わなければいけないのか、機種(iPhone7)の支払いが終わっているのに何故月々の支払いが安くならないのかさえわからない状況でした。
そんな私ですが、コロナ禍の中で一時的にとは言え家庭内収入が激減し、家庭内の支出を見なおす必要に駆られたことで、根本的なことから家計を見なおすことになったのでした。
そこで、まず頭に浮かんだのが、通信費です。
私は自宅の光ケーブル通信もモバイルもSoftBankと契約していたのですが、先ほど述べたように2年間の機種代の支払いが終えてからも全く支払いが安くならず、(おそらく最初の2年間は何らかのサービスがついていたのでしょうが)ずっと不信感を持っていました。ですからいつかは契約内容をしっかり把握しないといけないと思っていたので、最初に通信費が削減対象に上がったのでした。

結果的に通信費を約1万円、妻の分も合わせると(新しい契約の初回割引期間6ヶ月が終了した後の換算で)2万1千円削減することに成功しました。

とは言ってもまず抑えるべきポイントが何かがそもそもわからないという方もおられると思います。
また、乗りかえはなんとなく不安・・・
という方もおられるのではないでしょうか?
安心して下さい。先ほどの4つのポイントさえわかればあとは簡単です!

例によって長文なので目次から気になる箇所を読んでいただくだけでも良いですし、一つ一つのセクションごとに一旦自分の状況に当てはめてみながら読み進めていただいても良いと思います。
それでは行きますよー!

でも・・・この目次だけでちょっとしんどい・・・と思う方はいきなりまとめに飛んでください!

1.まずは自分にとって理想的な契約内容を考える

1-1.一つの契約でSIMの枚数は何枚にするか?個人か家庭内(複数SIM)で考えるか

SIMカード
SIMカード(※リンゴのマークは関係ありません)

実際に携帯電話会社と契約するのはこのSIMカードの単位になるので、とりあえず機種のことは今のところ頭から捨てましょう。

了平コラム
Topics

「機種の24か月しばり」はワナ

iPhoneや他のスマートフォンまたはタブレット等の本体はSIMとは別物で、本来は機種本体は携帯電話会社とは別に選ぶ権利がユーザーにはあるのですが、数年前までは3大キャリアの提供する商品は基本的には機種と抱き合わせになっていたため(例えば2年縛りの中で機種代金も24ヶ月分割にして、中途解約すると違約金(多くは9,500円税抜き)と機種代の残りを一括で払わされる等、さらに中途解約をさせにくい条件として使われていた)、一部のITリテラシーの高いユーザー以外は機種と携帯電話会社を別々に選ぶという自由度が実質はありませんでした。 しかし現在格安SIM会社では、機種は機種、通信契約は通信契約といったふうに別々に選ぶことが当たりまえになっています。

機種と抱き合わせの24か月契約
SIMフリーでの24か月契約

今後は大手3大キャリアもそれが普通になっていくことが予想されます。

今はとりあえず機種へのこだわりは捨てて、一つの契約でSIMカード何枚が必要かを考えましょう。
そこで大事なことは、

家族でまとめて契約する
もしくは
一人一人が個人で契約する

の判断です。
3大キャリアではまとめて契約する場合、基本的にSIMカードを個人ごとに契約して家族割引するパターンになりますが、何人以上という縛りがある場合、誰かが抜けると割高になってしまう可能性があります。格安SIM会社の場合、複数人が使用するSIMカードに対して月の使用容量をシェアするという契約もあります。
シェアというと個人でスマホやタブレットを複数台持っているときに、別別に契約してオプションで使用容量をシェアするというのが一般的かと思いますが、この場合の「シェア」というのは誰が使おうがそもそも複数のSIMをはじめに契約して、後から使用者と機種の種類を決めるという感じです。

いままでの一般的なファミリーシェア契約
SIMカードのシェア契約

図Aの場合は契約者が1人になりますので、先ほど述べたようにスマホとタブレットのように個人で複数台使いたい場合にも当然使えますし、さらにはスマホデビューのお子さんに対して、親が最初のうちは料金と月の使用量をある程度を管理したい場合など、色々な選択が考えられます。
要するに自由度が高いということですね。
この自由度が高いというのは格安SIM会社の長所でもあります。
ちなみに我が家の場合は仕事で夫婦2人が使うので、全体での通信量と料金体系をわかりやすくするために格安SIM会社のIIJmioのファミリーシェアプラン12GBを選択しました。
これはSIMカード複数枚に対して全体で12GBをシェアするというプランです。
ただし、家族間でも色々な意味でプライバシーの問題はありますから、通信量を別の個人でシェアすることが一番良いというわけではありません。
その辺りは今のご自分の目的、状況に合わせて考えるべき点かと思います。
要するにユーザーにとって選択肢が多いか?ということが大事なわけです。
ちなみに私が選んだIIJは比較的プランの選択肢が少ない方です。単純にプランの多さなら例えば同じ格安SIM会社のエキサイトモバイルなどの方がさまざまなニーズに応えるプランが揃っています。
ただしエキサイトモバイルは通信が混雑する時間帯はスピードが遅くなるという話(この点については後ほど述べますが)もあって、この辺りは格安SIM会社といえども一長一短ですね。

この章のPoint

家族構成や機種の台数を考えてSIM契約が何台必要か決めよう

1-2.全体で何GB必要か? 

何枚のSIMが必要なのか確定すれば直近の月に実際に自分がと家族がどれだけ通信料を使っていたかを携帯電話会社のmyページで確認してみましょう。

ここが最も大事なところ、いわば最大の山場です。

すこしお茶でも飲みながらがんばってついてきてくださいね~

家族別々でSIMカードを契約して家族割引を使うにしても、複数のSIMカードで容量をシェアするにしても、それぞれが何GB使用しているかは契約内容を考える上で非常に大事な視点になってきます。
最近は各会社さまざまなプランがあるので一概には言えませんが、3GB〜8GBのプランが最初にあって次は12GB〜30GBが一つの基準になっていて、格安SIM会社もほとんどそれが基準になっています。
特に大手3大キャリアの内SoftBankやdocomo(の系列)では2021年3月より20GBを3000円未満で販売するというなかなか魅力的なプランを打ち出してきました。
ちなみに20GBという数字はいったいどの程度のものなのでしょうか?
以下のデータをご覧ください。

YouTube標準画質で95時間(480p)
Netflix標準画質で28時間
Hulu標準画質で33時間
Amazon Prime標準画質で33時間
Zoom33h
(20G使用の目安(2021年1月時点)

のように配信サービスによってさまざまです。    

この中で皆さんもお馴染みのYouTubeを見てみましょう。「480pで95時間」とありますが
自宅の大画面TVでも綺麗に見えるHD(いわゆるフルハイビジョン)画質は1080p、4Kで2160pということになります。
ノートPC程度の画面なら720pで普通に見られる画質、スマホなら480pあれば十分でしょう。(ゆるポータルの動画は基本的に720pで作成しています。)
ハードに動画を見る方は20GBでは足りなさそうですね。
ちなみにたまにしか動画を見ない私の場合は5GBを超えたのは大量の音楽をダウンロードした時のみでした。
動画をよく見る、モバイルで高画質のオンラインゲームをする方は20Gではおそらく足りないかと思います。

また、別の選択肢として、電話以外はポケットWi-Fiを使うという手もあります。ここでは詳しく述べませんが、ポケットWi-Fiにも用途に応じてさまざまな選択肢があります。ポケットWi-Fiは20GBから始まって、40GBまたは50GB、100GBといった商品が多いです。そして、全体的にSIMより安い場合が多いです。
しかし、2021年3月から大手キャリアも1SIMあたり20GBで3000円を切るサービスを提供しています。この辺りは3大キャリア同士という構図でも、キャリア対格安SIM会社という構図でも熾烈な争いが始まっています。
もう一つ重要なのは現在使っているプランを本当に使い切っているか?言いかえれば本当にそれが必要かということです。

例えば5Gでは足りなくて古いプランで例えば20GBに変更し、そのまま自動継続にしている方は要注意です。実際に自分が使っている通信量が19GBだった場合は良いですが、実は8GBだったという場合はもし家族に電話とメールしかしない方がいれば2人で12GBあれば十分足りることになり、無駄に高額のプランに入ってしまっていたということになります。
5GBの次が20GBというプランが多かったので仕方がなかったとも言えますが、これらのことを考えても現在は色々な選択肢があるので、やはり直近の月に実際に自分がどれだけ使っていたかをそれぞれの携帯電話会社のHPで確認することが必須となります。

中々大変なところですが、家族でワイワイやりながら考えると意外に楽しいものですよ!

この章のPoint

使用者一人一人の月々の使用容量を確認して全体で必要なギガ数を決めよう

1-3.自宅の光通信とセットで考える

の携帯電話会社も基本的に自宅の固定回線とセットにすると月当たりの代金から割引くサービスを行なっています。
ですから、基本的にモバイル契約をする会社と固定回線も契約するのが経費的にはお得です。
これも大抵大手3大キャリアよりも格安SIMを提供している会社の方が全般的に安いですが、モバイルに比べてすでに固定回線は飽和状態にありますので現在契約する場合、それほど値段差はありません。ちなみに我が家は「SoftBank光」から格安SIM会社の「IIJmioひかり」に乗りかえました。
乗り換えた当初、特に夜になるとWi-Fiのスピードが遅くなったかと少し焦りましたが、ルーターを再起動すると改善しました。
このままのスピードだとお勧めできないところでしたが、どうも初期設定に関する事だったようで何とかなってよかったです。
昔の機械はトラブルがあると電源を入れなおすのが定番でしたが、現代は再起動が定番ですね(笑)
私がソフトバンクと契約した時は開通工事の時に初期設定もしてもらったので安心でしたが、格安会社はこのように初期設定を自分でしないといけない場合が多い(もちろんメールや電話でのサポートはありますが)ので人によっては少し不安を感じるかもしれませんね。
また、この光通信ですが日本の通信行政の歴史上、ほとんどの家庭、マンションのインターネット回線の大元はNTTの回線(フレッツ光)を使っていて、大手キャリアもそれに乗っかっている場合が多いですので、一部の例外(ケーブルテレビ会社など)を除けば大元がNTTの回線を使っている場合は光コラボレーションと言って、乗りかえに前の光通信の会社に乗りかえ用の番号を貰えば基本的に工事不要のことが多く、新しい通信会社と契約後、自動的に前の会社と解約になるシステムがあるのでそれほど心配する必要はありません。(但し先ほど述べたように開通手続きを自分でする必要があります。)

私は以前、ケーブルテレビ会社Jcomの回線を使ってました。その後SoftBank光と契約した時、NTTの人が来てNTTのルーターを繋いだ後にSoftBankのルーターを繋ぐという当時の私にとっては訳のわからないことをしていたのですが、その実はSoftBankがNTTのフレッツ光の回線を借りているのでこのようなことをしないといけなかったのですね。
ですから、現在IIJの光回線(mioひかり)に乗りかえていますが、NTTのルーターはそのままで、SoftBankのルーターのみを返却するだけで工事は不要でした。
このように乗りかえは条件さえ揃えば比較的簡単にできますが、解約月以外の月に解約すると通常は違約金が発生するので十分気をつけて下さい。

この章のPoint

自宅の回線もモバイル契約とセットにすると安くなる!

さあ、これで自分にとって理想的なプランが決まれば次はいよいよ携帯会社の選択ですね!

2.なるべくその理想と近い携帯会社を決める

2-1 きっと理想のプランは見つかる!

まず基本的なことは

  • 大手3大キャリア→通信状況が安定している
  • 格安SIM会社→大手に比べると不安定な場合があるが、縛りが軽く安い

ということがおおむね言えます。
私個人としては3月以降の大手の動向も考慮する必要はありますが、やはり格安SIM会社の安さと乗りかえの軽さは大きな魅力と考えています。
その上で例えば

一家4人で1人はスマホとタブレット(セルラー)使用、全体で40GBは使うという場合。

家族の月間使用量にばらつきがある場合
家族のデバイスの使用例

という選択肢が考えられます。具体的な候補はIIJやエキサイトモバイルでしょうか。

また、
一家4人で1人だけが大量に容量を使用している場合

家族の月間使用量にばらつきがある場合

この場合は猫が成人で社会人であることを考慮すると・・・

家族の使用状況に合わせた契約の例

などもありますね。

また、家族全体の使用量は20GB程度だが、ノートPCを購入して戸外で使用したいという場合は・・・

ノートPCを戸外で使いたい

全員で20G程度のSIMシェア契約をしてPCはポケットWi-Fiをとりあえず格安Wi-Fi会社の縛りなしプランで契約して、何か月か経ったら最適の使用量で縛りありのプラン(縛りなしより安い)と契約する、というのが良いかもしれません。
ポケットWi-Fiは縛りなしならゼウスWi-FiどこよりもWi-Fiですね。縛りありなら安いのは前述の2社か、楽天モバイルのポケットWi-Fi(3年縛りですが2021年1月現在で実質1年無料キャンペーン中)がいいですね。


現在格安SIM会社も含めるとかなり多くの携帯電話会社があり、それぞれ個性的なプランを提供していますから少しがんばって探せば、きっと理想のプランは見つかると思います。
ネットのHPだけでは分かりにくいこともありますから、ある程度契約したい会社の目星がついてきたら、実際に販売店や家電量販店のブースに行って疑問点を質問してみるのが良いでしょう。
こちらの質問内容がはっきりしている場合は当然のことながら相手の返事もはっきりしています。
また、家電量販店のブースではブース全体での利益を考えているところがありますから、無理な誘導もあまりなく、しかも一回の手間で何社もの説明を聞くことができますから効率は良いですね。

この章のPoint

自分にとって必要なプランが決まっていれば、あとは粘り強く探せばなんとかなります!

2-2.大手キャリアのモバイルの解約手数料は気にしなくて良い

一瞬驚かれるかもしれませんが、実際はすでに2019年6月21日の総務省公布の指導ではこの公布を施行した後の契約プランに関しては違約金を1,000円以下にしないといけないということが決まっています。
これは発表から6ヶ月以内に施行しないといけないので、遅くとも2019年11月22日以降の料金プランは違約金が1,000円以下になっているはずです。
実際に確認したのは以前契約していたSoftBankのみですが、おそらく他のキャリアもそのようなプランがあるはずです。

私と妻の場合、契約は2年以上前にしたものを自動更新していたので、そのままでは違約金がかかってしまっていたのですが、解約予定の月の契約を新しいプランの最安値の分(SoftBank ではミニフィットプランと言います)にあらかじめ変更しておいたので、解約月は最新のプランになり、SoftBankのミニフィットプランでは違約金は0でした。

解約云々の話を販売店でするとまず

  • 違約金がかかる
  • セット割が解除になるので次月の料金が割高になる

等の話をされて不安をあおり、その後に安い契約プランか系列の格安SIM会社を進めてきますが、知識のレベルとしてこの段階(違約金がかからない方法)の話を知っていると店員も型通りの確認のみで、無理に引き止めようとはしません。
とは言っても、私の場合は解約の手続き(後で述べるMNP番号取得手続き。登録した番号を次に契約する会社に提示すると電話番号を引き継いだ上に新しい会社と契約した時点で前の会社とは自動的に解約となる)をしに販売店を訪れた時、先程述べたミニフィットプランにすでにインターネット手続きで変更完了したにもかかわらずこのようなやりとりがありました。
(店員のアイコンは私の個人的なイメージです)

中田了平
オレ

MNP番号取得でお願いしたいんですけど

現在解約すると違約金が発生しますがよろしいですか?

店員
店員
中田了平
オレ

えーっと、ミニフィットプランですと違約金0って聞きましたよ?

お客様いつ変更されましたか?

店員
店員
中田了平
オレ

昨日ですね。手続き完了の通知もスマホに来てますよ。

えーっと。はい確かにそうですね。
ですがプラン変更は来月からなので本日だと違約金が発生してしまいます。

店員
店員
中田了平
オレ

番号取得してから15日間猶予あるでしょ?解約は来月しますよ。

それでしたら大丈夫です。違約金は発生しません。

店員
店員

実際に解約するのは次月なのですから、

「ミニフィットプランの方ですので、解約は次月にした方が違約金がかからないのでお得ですよ」

と言ってくれた方がこちらも安心するんですけどね・・・。

おそらくマニュアル通りに説明する必要があるのでしょうが、販売店員は(当然ですが)解約する人間が得をするような情報は基本的に話しません。ですから基本的なことを前もってわかっていないとつけ込まれる可能性があるので注意したいものです。
また、SoftBank以外のことは分かりませんが、解約に関して最終月が日割り計算かどうかの説明を求めたところ、店員やオペレーター複数名の回答がみごとに全部違っていました
これでは、誰の言っていることを信用したらよいのかわからないじゃないですか!
ですから店員に説明を求めたところ、5分程度資料を調べた上で、私の場合は日割り計算になりますという確約をもらったのですが、それにしてもこれが3大キャリアの現状なのか、SoftBankだけがそうなのかは分かりませんが、このような現状では顧客が離れていっても無理はないと思います。

この章のPoint

SoftBankはミニフィットプランならいつでも解約できる!
遅くとも2019年12月以降の契約なら各社違約金は1,000円以下。
あらかじめ2019年12月以降の最安プランに変更してから解約すれば違約金は最安に

2-3.通信速度はどうか?

これまで、格安SIM会社にひいき目に書いてきましたが、こと速度の話になると3大キャリアのほうが圧倒的に優位です。自宅でもスマホでも現在のスピードがどの程度なのかはスピードチェッカーなどのアプリやブラウザで測定できますが、基本的にやはり格安SIM会社の方が遅いです。なぜかというと、格安SIM会社は自分の通信網を持っていません。格安SIM会社は大手3大キャリアの通信網を借りているので、スピードの優位性は大手キャリアには劣ると言わざるを得ません。
このように自分で通信網を持たない携帯電話会社を「仮想移動体通信事業者」といい、英語の「Mobile Virtual Network Operator」の頭文字をとってMVNOといいます。

SIM
SIMパッケージにMVNOの表記が(赤線部分)

それでもかなりのスピードを出せているMVNOがある(UQモバイルなど)のは、まだ契約数が少ないので通信の空きに余裕があるからです。
私が契約したIIJの場合は使う回線にauとdocomoの二種類があってどちらかを選択できるのですが、同じIIJでもau回線は利用者数が少なく比較的スピードが出ているということで私はau回線を選びました。
このように格安SIM会社がスピードを出せているのは、契約数が少ないからという可能性があります。
逆に格安SIM会社では、契約数が少ない間は速度が早いということが言えます。格安SIM会社は違約金が安い(先ほど述べたように2019年10月以降のプランはキャリア、格安関わらず違約金千円以下のはずですが・・・)、最低利用期間が短い(いわゆる縛りが短い)という利点がありますから、手間はかかりますがとりあえず契約してからしばらく様子を見て、通信速度的に不便と思うならすぐに乗りかえてしまうという手もあります。

まずは現在の自宅の光回線と、自宅のWi-Fi、屋外でのスマホと無料のアプリやブラウザのサービス(リンク)で測定してみましょう。
そして、自分が乗りかえたいと思っている携帯電話会社に関しては、各会社の通信速度を毎月測定しているサイト(リンク)もありますので、そこを参考にして比較してみるのがと良いと思います。

この章のPoint

速度は3大キャリア優位。値段に対して速度をどこまで妥協できるかは本人の感覚であって個人差が大きい

3.現在の会社と解約の準備をする

3−1.SIMロック解除をする

大手キャリアで購入した場合、SIMカードがロックされた状態になっていて、むちゃくちゃ簡単にいうと乗りかえは自由にできなくなっています。
ですから、SIMのロックを外すSIMロック解除をしないと他会社に乗りかえができませんので必ず手続きをしましょう。
(但し、古い機種だとSIMロック解除ができない場合もありますので中止してください。)
ショップでもしてくれますが、現在のところ手数料がかかります。契約会社のmyぺージから無料で簡単にできますのでやっておきましょう。

3−2.MNP番号を取得する

MNP番号とはMobile Number Portabilityの略で、現在のSIMで使われている電話番号を新しいSIMに引き継ぐ時に必要な番号です。
手数料は3,300円(税込)かかりますが、契約の状況によってはネットで手続きができる場合もあるようですので確認して見てください。今回私はネットでは手続きできなかったので、ショップに行って代金を払いました。(請求は翌月です)
ちなみにMNP番号は15日間有効で、その期間の間に乗りかえ手続きを済ませないと番号が無効になってしまいます。
もう一度取得は可能ですが、そのつど3,300円がかかってしまいますから、乗りかえの日にちが決まってから取得するのが良いかもしれません。
MNP番号を取得すれば新しい携帯会社と契約した時点で前の会社とは自動的に解約になります。
またMNP番号の取得も総務省の2020年12月18日のガイドライン改正で2021年4月1日からは手数料がインターネット手続きでは無料、対面や電話での手続きでは1,000円以下になることが確定しました。
しかし例によってそのことを大々的に宣伝する携帯電話会社は格安会社も含めて無いでしょうから注意してくださいね。

この章のPoint

番号を変更せずに乗りかえるにはSIMロック解除→MNP番号取得が必要。MNP番号の有効期間は15日間で、転出先で契約した時点で転出元の携帯電話会社とは自動的に解約となる

了平コラム
Topics

格安に乗り換えるなら、メールアドレスに注意!

ここで少しめんどうな話をします。以下の話題は今は飛ばして実際に乗りかえが決まってから契約するまでに読んでいただいても良いと思います。
携帯電話を乗りかえる時は大手キャリアには独自のメールアドレス(i.softbank.jpなど)がありますが、格安SIM会社には基本的にありません。ですから格安SIM会社に乗りかえた時は大手キャリアのメールアドレスが使えなくなってしまいますので、Gmailなど大手キャリアとは関係のないメールアドレスが必要になります。
ここで、銀行をはじめ色々なアカウントの登録を大手キャリアのメールアドレスで登録していると全て変更が必要になります。
ちなみに先程紹介したdocomoの月額2980円の新サービス、「Ahamo」も@docomo.ne.jpは使えなくなるので、特にセキュリティ上の問題でGmailを使うことに問題を感じない方は、今後アカウント登録は全てGmailなど、大手キャリア以外のメールアドレスでしておく(もちろんパスワードはアカウントごとに変えて下さい!)のが良いかもしれません。
また色々なアカウントでパスワードがわからなくなった場合、変更手続きが必要になりますが、その場合は携帯電話の番号宛にショートメールを送ってくる設定も多いです。ですから乗りかえる時は番号を引き継いで(MNP番号を取得して)、ショートメールの機能を残さないといけませんが、格安SIM会社の場合、あくまでSIMとの契約なのでデータ通信が基本にあって、音声通話の機能はSIMごとのオプションになっています。
ですから値段の比較にしても音声通話付きのSIMでいくらかという比較をしなければいけません。
とは言ってもさすがにそれをわかりにくくする表示をわざわざしている格安SIM会社はないと思いますが、安さ安さで見ていると実はそれがデータSIMの値段だったということはあり得ますから気をつけましょう。

4.契約は(ポイント・キャンペーンで有利な)家電量販店で

さあ、ここまで来たらついに契約です!ワクワクしてきましたね~!

ですが!

最悪の選択は(特に大手キャリアの)販売店で契約することです。

理由は簡単で販売店は人件費がかかるので、解約や乗りかえ手続きにそのつど手数料がかかってきますが、インターネットで手続き可能なものなら、無料であることが多いです。
先ほど述べたように、私の場合SIMロック解除という手続きはインターネットでできたので無料でした。
また未確認ですが、先程のMNP番号取得に関しても現在でもネットで可能な場合(可能でない場合もあります)は無料になる携帯電話会社もことがあると聞いたことがあります。

契約に関しては格安SIM会社の場合、人件費を安くするために販売店を置かず、ネットでの手続きのみの場合が多いのでそれはそれで良いのですが、特定のバナーから入ったときのみオプションで色々安くできるしくみ(このバナー限定!ってやつですね)があったりするので気が抜けません。
キャリアも含め各社のHPを見ているだけではわからないことが多いので、本気で調べるなら諸経費やキャンペーンの内容を全て表にしてみるのが良いと思います。
また、HPでのチェック方式の料金プラン説明などもわかりやすいですが、基本的にキャンペーンや各種プランを抱き合わせた後の最安値の値引き価格を表示したり、期間限定割引の価格を大きく表示したりするので、ここも注意が必要です。
ですから、本命は大手家電会社のブースで説明を聞きながら契約するということになります。
大手家電会社はインターネットでのキャンペーン割引をベースにしながら、家電商品との抱き合わせでポイント追加や、キャッシュバックなどさまざまなサービスをセット販売しているので最もサービスが良いのです。
実は携帯電話会社乗りかえと同時に機種変更する場合は、機種にかけられるサービスには総務省の指導で上限があるのですが、家電量販店でよく勉強している店員なら、その抜け穴をなんとかさがして安くしてくれる場合もよくあります。
逆に大手3大キャリアの直営店は総務省の指導の抜け穴や猶予を自分たちの利益に誘導することが多いので、行ってよいことはまずないでしょう。
私も何度も大阪梅田のヨドバシカメラとSoftBankのショップ、SoftBankのサービスセンターへの電話とさまざまな情報を確認しながら最終的にはヨドバシカメラのIIJのブースでSIM契約を決めたのでした。

IIJmioのSIMカードパッケージ

結局決め手になったのは・・・

1.(今回の場合)インターネットでのキャンペーン内容が全てブースでの契約内容に盛り込まれていたこと。

これは必ずしもいつも同じとは限りません。私の場合はブースに訪れたのは年末でしたが12月末の時点ではネットにでているサービス内容も量販店でのブースでのサービス内容も全く同じ内容でした。しかし私は1月にならないと契約はできない(SoftBank側で解約手数料がかかってしまう)ので、その旨を告げると、
「来月のここでのキャンペーン内容は正直わからない」
と言われました。ですが色々話をする中で最終的に上司に確認しますということで、内容が引き継ぎになることがわかったので契約することに決めたのでした。
実際のところこの辺は駆け引きですよね。本当のところは最初から携帯電話会社のHPのキャンペーン内容はすべて引き継ぐぐらいの事は決まっているのかもしれません・・・。

2.ヨドバシカメラで乗りかえの場合は乗りかえの特典として11,000円のポイントが貸与され、しかも新品iPhoneSE2(256G)購入と抱き合わせで16,200円の値引きがあったこと。

これに関しては、未使用品iPhone SE(62G)しかないIIJのインターネット上のサービスよりはるかにすぐれていました。
妻のiPhoneは古い型で、SIMの乗りかえができないタイプでしたので、これを機にスマホを買いかえる予定にしていたのです。
iPhoneを含むアップルの商品は量販店では値引きができない、または額が非常に少ないので知られています。量販店側のポイントも他のメーカーより極端に少ない額になっています。
ですから、この抱き合わせは正直うれしいサービスでした。
今回はSE2にしましたが、おそらくiPhone12のサービスもあると思います。
これも、あらかじめ他にサービスが何かないのかを聞いて相手が提案してきたサービスでした。
契約の段階で説明はあるのでしょうが、契約前に知っているとこちらも月々の支払いのプランが立てやすくなります。

3.ブース、ショップでは即日開通が可能なこと

MNP番号を取得した場合、転出先の会社と契約した瞬間に転出元とは解約となります。ですがネットの場合だと、SIMが届くまでにしばらくタイムラグが生じます。この間デバイスが使えない期間が少し発生するので、それは色々不便です。
ちなみに私の契約したIIJは使用する通信網をauかdocomoかを選べるのですが、ショップによってはどちらかしかSIMを扱っていないところもあります。
ですからよくわからない場合は、即日開通可能かどうかをショップかブースに直接問い合わせてみるのが良いと思います。

これらを検討してみると、大手家電量販店で購入するのがサービス的には圧倒的にお得です。もし古いスマホを使用していてさらに乗りかえを希望なら、一通り候補の携帯電話会社のHPでサービス内容を確認した後、家電量販店でのサービス内容を聞いて比較するのが良いと思います。

今回契約そのものにかかった時間はクレジットカードの審査(20分程度)も含めて1時間ほどでした。
基本的に店員さんはSIMの入れ替えはやってくれません。SIMカードの入れ替えを代行した時にSIMを破損してしまったという一件があったころがきっかけとなり、基本的に代行はしなくなったということです。でもそばについてやり方は教えてくれますので、契約時にお願いしてみたら良いと思います。
初期設定の仕方もやってはくれませんが、教えてくれますよ。

5.2021年1月以降の展望

3大キャリアも総務省の指導のもとで3月以降はユーザー目線の契約が増えることが予想されます。特にSoftBankはお得意の企業買収で格安SIM会社を傘下に入れて、系列会社で勝負することを考えているでしょう。
また、MNP番号取得も2021年4月1日からインターネット手続きでは原則0円になりますから、逆に通信速度の速い3大キャリアの巻き返しがあるかもしれません。
3大キャリア(実は今までお話ししませんでしたが、楽天モバイルは独自の通信網を持っていますので今後設備が本格的に整えば4大キャリアになるでしょう)が格安並みのプランを提供すると、格安SIM会社は回線のスピードと安定感ではキャリアにはかないませんから、IIJのeSIMプランのように、使った分だけ1GB450円というプランも今後の展開によっては魅力的なプランになり得ます。
私の理想は複数枚のSIMを15G程度でシェアできる基本プランと、1GBあたり安い値段で必要な分を月毎に追加できるようなプランです。

さすがにそのようなプランはなかったので、まず妻と合計SIM3枚で12GBをシェア契約し、足らない分は現在使用中の8GのポケットWi-Fiで埋め合わせて、足りないならば必要に応じて20Gまたは30GBを追加するか、ポケットWi-Fiを大容量の物に買いかえるかという路線で考えています。
ちなみにポケットWi-FiはゼウスWi-Fiから20GB縛りなしで2,400円を切る商品が出ていますのでSIMで対抗するにはは1GBあたり120円ということになり、これはさすがにしばらくの間は無理かと思います。

このような流れの中で安定感に安さを加えてきた大手3大キャリアと、安定感には欠けるが隙間の需要をさらに細かく狙い、ユーザビリティを満足させていく格安SIM会社という構図が今後できてきそうな気がしています。
ただ、しばらくの間はコストパフォーマンスを考えると格安MVNOの方がお勧めだと思っています。
どちらにせよ、自分が求めている理想のプランが分からないと比較のしようもないし、店員の言いなりになってしまいます。
格安MNVOに関してさらに詳しく知りたい方は
こちらのサイト
すまっぴー
をぜひご覧になって下さい。
わかりやすい条件設定や、通信速度の測定など今回の私の記事を読んだ方にとってはわかりやすい内容になっています。私もここの通信速度の実測がなければIIJではなく、プランが細かく設定できるエキサイトモバイルや他のMVNOを選んでいたかもしれません。
ちなみにIIJのau回線は現在加入者が少なく速度は速い方ですが、決して格安MNVOで最速というわけではありませんし、今後情報が知られてau回線の加入者が増えると通信速度が遅くなる可能性もあります。

どちらにせよ自分が満足できるプランでお金も浮かせられるのが一番です。私は月々浮いたお金でおもちゃ(iPad Pro512GB)を買うことができました。
みなさんもぜひ自分にとって良いプランに乗りかえて、その浮いたお金でゆるポータル神戸の動画を買ってください!(←これが言いたかったのか?!)

6.まとめ

  • まずは自分や家族にとって必要な月々の容量と、予算をどれぐらいにしたいかを考える
  • 違約金はほぼ心配しなくてよい
  • 通信速度では格安スマホ会社は3大キャリアにはかなわない
  • 2021年3月以降は市場が流動的になる可能性大
  • 乗りかえ手続き、機種購入は大手家電量販店で

そして、目次の前から飛んできた方にアドバイスです。
色々難しいな~と思った方は上のまとめの部分だけ覚えてから家電量販店に行って、まず自分が今契約している携帯電話会社のブースで
「今のギガを減らさずに安くしたいのですが、とりあえず先月何ギガ使ったか教えてもらえませんか?」
と聞いてみましょう。
それぐらい知ってるわ!という方は
「自分は月○○ギガいるんだけど最近の契約ってどんな感じか教えてもらえませんか?」
と聞いてみましょう。
その後それ以外の大手3大キャリアのブースで同じ内容で乗り換えたらどうなるかを聞いて下さい。
それだけでも通信費が安くなることは間違いありません!

よく言われますが“Your Life and Your Money”の言葉の通り、通信関係の基本的な知識はやはり大事だと思ったこの年末年始でした!

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