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2026年はこういう指導をします

ゆる体操コラム

旧年中はゆるポータル神戸をご利用くださりありがとうございました。2026年もよろしくお願いします。

中田ひろこは2007年からゆる体操の指導活動をしていますので、今年は19年目になります。

2007年にはじめて教室を持たせていただいた近鉄文化サロン(本社:大阪市)に、そのころからずっと在籍なさっている受講者の方々も、もう19年もの長きにわたってゆる体操を実践なさっていることになります。その方達はすでに60代から70代になっておられるのですが、外見的にも、またストレス解消など心理的な面でもゆる体操の効果を十分に体現なさっておられます。

逆に言うと、体操教室に参加して効果を感じることも無いのに十数年以上も続けることなどあり得ないわけですから、その方々はゆる体操の効果に満足し、これからも続けようという気持ちでおられると確信しています。

こうしたシニア層の方々には、今年から2つのことを念頭にゆる体操に取り組んでいただきたいと思っています。

シニア層:体の左右差を無くす / 小走りできる体をキープする

よくゆるんだ体というものは、左右差がほとんどありません。その一方、加齢による体のこわばりや拘束は左右均等に現れません。最初はかならず左右のどちらかにフッと出てきます。「このごろ右の股関節が痛くて、以前のようにサッサと歩けない」とか「左の肩がこわばって服の脱ぎ着がしにくい」といった風にです。これを放置しておくとどんどん症状の左右差が大きくなって、全身の姿勢などにも影響が出てきます。

体の左右のどちらかが調子悪いな、と感じた時にその悪い方を、ゆる体操でよくゆるめるようにしていきます。

もちろんゆる体操は治療行為ではありませんから、全ての場合に100%の効果があるわけではありませんが、「左右の差をなくしていく」という意識で取り組んでいくことで、全身の健康維持のために予想以上の効果を期待できます。

とはいえ、いったん調子が悪くなってしまった部位はそう簡単にゆるんでくれないのも事実です。しかし経験を積んだ講師のリードや語りかけ、裏メカ・裏テク(中級)にじっくり浸ってやっていただければ、少しずつでも良くなっていくことが多いのです。ですから、受講生の皆さんにはおおいに教室や動画を活用していただければと思います。

話は変わりますが、日本は災害大国と言われます。

2025年1月27日の日本経済新聞に「『小走り』できない災害弱者2割に」という大きな記事が出ました。下に引用します。

30年前の阪神大震災はお年寄りを含む災害弱者が逃げ遅れ、建物倒壊や火災の犠牲になった。高齢化は当時より進み、2050年には「小走り」ができず迅速な避難が難しい高齢者が人口の2割に達する。手助けできる若者も減るなか、命を守る対策が重みを増す。25年後、あなたは小走りできますか。

2000年には「小走りができない災害弱者(迅速な避難が難しい高齢者)」一人に対し、その人を支援できる元気な人々(15~64歳の生産年齢人口)が8人居たのが、2050年にはたった2人になってしまう」というデータもその記事には掲載されていました。統計上の数値から計算された数値ですから、否定しようがありません。

体が衰えて災害弱者になった場合、24年後の2050年には、自分を助けて避難してくれる元気な人はほとんど居ない、ということを高齢者ひとりひとりが覚悟しておかねばなりません。

足腰が弱い災害弱者のための無人運転車活用などのアイディアもあるようですが、ゆる体操をやっている者としては、やはり災害の折にはできるだけ、自分で自分の体を動かせるようでいたいものです。「何歳になっても小走りで移動できること」をシニア層の皆さんのひとつの目標にします。

さらに、災害の避難時には、路上の障害物をまたいだり、上手に避けながら移動するための、関節の柔軟性やしなやかな足さばき、腕や指の筋力等も大切になってきます。

ゆる体操だけでなく、ゆる筋トレ、スーパーウォーク歩道にも積極的に指導の中で取り組んでいきたいと思っています。

20~40代:O脚解消 / もも裏徹底指導

昨年は30代の新規受講生が増えました。ほとんどが最初に私のYouTube動画を見て興味を持った方々です。

若い方々には、もう普通にゆる体操を楽しんでいただければ良いのです。そのまま疲労が解消し、ゆがみやコリの無いしなやかな体が自然に出来ていき、ボディラインがスッキリし、仕事やスポーツなどの能力もアップします。

ただ、以前から気になっていることは、一般的に若年層にO脚が非常に増えているということです。増えているというより、厳しい基準で見ると9割以上の人が既にO脚になっていると私などは思います。

O脚というのは腰から足までの外側にコリが溜まって力んでいる状態(ゆる理論では「拘束外腿」と呼ぶ)で、1970年代ごろまでの若年層にはあまりありませんでした。しかし今では小学生にも普通にO脚の子や予備軍がいます。

疲れやすい、根気が続かない、オシャレな服を着てもどこか決まらない・・・等という事柄の裏にO脚がひそんでいます。

O脚を解消するには日頃からそのつもりで、いくつかの体操を毎日続ける必要があります。これは、強度のO脚を47歳からのゆる体操実践で矯正した私だからこそ、自信をもっておすすめできます。

また最近は「もも裏」に重点的に取り組んでおられる10~40代のアスリート系の方が多いのですが、O脚がある限り、せっかくのもも裏トレーニングが効いてこない。

ですので、今年はO脚を解消することに加え、もも裏に徹底的に取り組みたいと思います。

よく知られているように、もも裏が強く形成されると、センターもよく通ってきますので、アスリートだけでなく、普通の人々にも大きな効果が得られます。背がスッと高く見える、歩きをはじめ全ての動作がキマッてくる、頭脳活動が冴えて来る等々という効果があります。今年はこれでいきます。

以上、おおまかな話ですが、今年はこの路線で指導を進めていきます。2026年という一年間に限らず、当分の間よく取り組むべき事柄とも言えると思います。

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