blog article
ゆる体操指導員の日常 中田ひろこ(66)
8月16日 金曜日
久しぶりの教室指導。暑いのでゆるやかな動きのものを多めに行う。中級のドンガバチョ、久々にやったが、皆、このレベルとしては上手かった。
ゆる体操はもともとが、教室という場で先生がいて生徒が複数名居る、という形を想定して作られたものだと私は思っている。
ゆる体操というのはものすごく完成度の高い体操法で、先生がまだ新米で、それほど指導が上手く無くても、ちゃんと生徒さんをゆるませてあげることができる。先生がゆる体操を教える、というよりも、ゆる体操自体が先生を含むその場を支配しリードするという感じかな。
またゆる体操には「集団効果」というものが初めから組み込まれてあり、皆でゆる体操をする「場」にはとても穏やかで平和で気持ちよく、笑いがあって楽しい雰囲気が生まれるように作られているのだ。
コロナ以降、教室の数は減った。
その分、オンラインや映像の教室が大幅に増えた。それはそれですごく良いことなのだ。そういう需要は大きいから、私もYouTubeや有料レッスン動画を配信している。だが、それらはやはり単独のトレーニングなのだ。今やゆる体操は映像を見ながら一人で行うものになっている。
私のゆる体操の映像も、ありがたいことにおおむね好評をいただいている。
でもやはり教室スタイルの良さは、、、何と言ったら良いのだろう。上手く言えないけど、何と言うかもう、最高なんだよね。
今教室に通っている人はできれば長く続けてくださいね。そしてなかなか生の教室に参加できない人も、また何かの機会があれば、ぜひいらしてください。