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ゆる体操指導員の日常 中田ひろこ(2)
6月12日 水曜日
昨日YouTube公開した「片手腿スリ」の動画、SNSでHさんがリポストしてくださっていた。下半身ぽっちゃりの骨格ウェーブに良いと書いておられた。下半身の代謝が良くなるし確かにお役に立つと思う。腰クネフリとかもやっていただければなお良いはず。ちなみに私は骨格ナチュラルだが、ゆる体操を知る前は下半身の循環が悪くてボッテリしていて、ウェーブ的体型だった。
庭のハナミズキの根元周りをちょっといじって、可愛らしい花壇にした。これでリビングからの眺めが良くなった。
午後に動画の収録を行ったのち、夜のレッスン。体験レッスン参加一名。以前他所で私の指導を受けたことがある人で、ジョワーンのところでおおいにウケておられた。
中田了平のブログ「長所すら改善する」を読んだ。この記事にあることは真実で、長所がその人の上達を邪魔するのだ。私はゆる体操指導員になった時、ある先輩にそう教えてもらった。その先輩は美声で、そのこと自体は体操の先生としてこの上ない長所なのだが、「そればかりに頼っていると指導能力が伸びないので気をつけている」とおっしゃっていた。
目立った長所を持っているとそれで売れる。人が集まる。儲かる。そこで満足してしまってそれ以上の努力をあまりしなくなってしまう。
またゆる体操や高岡先生の他のメソッドにグングン上達したのに、いつのまにか止めてしまった人たちを見てきた。「なんでだろう?もったいない」と思うけれど、つまり「グングン上達する」というセンスの良さ、飲み込みの早さというすごい長所さえも、上達の邪魔になったりするのだ。どんどん伸びて褒められることしか人生の中で知らないでいると、壁に当たった時、ちょっと注意されることが耐えられずにやめてしまうのだ。どんなに上達の早い人でも、壁は必ずどこかの時点で現れる。高岡先生のところで勉強するかぎり、どんなに優秀な人でも必ずいつか現れる。そこでダメ出しされたのがつらくて止めてしまえば、そこで上達は終わる。そういう人は、ほかの先生のところで褒められ続ける人生を選ぶのだろうか。
10時に夕食。疲れたので編み物。マルティナさんの腹巻き帽子を編んでいて、毎日編んで7割方できてきた。3号の細い棒針でチクチク編むのが楽しくて楽しくて、もう一日中編んでいたいと思う。完休日があれば・・・しかしオンラインに頼る自営業者には完休日なんて夢のまた夢なのだ。・・・もう寝よう。