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用語定義

脳疲労

体(筋肉、関節など)が疲労して固くなるのと同様、脳も疲労すると固くなる。

脳の神経細胞や、それを支えるグリア細胞は、働いた割に充分な代謝が得られず、血液の循環が低下すると、細胞の中に老廃物や疲労物質がたまって膨れる。この状態が続くと、さらにたくさんの細胞が膨れ、細胞間液も動きが止まって増え、血液にも細胞間液にも細胞の中にも様々な物質が滞り、脳は腫れて脳圧が高くなり、ミクロな物質の運動が固まった状態になる。これが代表的な脳の疲労状態である。

最も体が固まる状態はどんなときかと言えば、交通事故などで脳が深く傷つけられた時である。疲労状態で体が固いと言うのは、かなりの確率で脳が疲労して、脳機能が低下している表れかもしれない。体が固くなったときに、マッサージや入浴でも期待するほど体がほぐれないときは、脳が疲労している場合が多いということである。

出典

『脳と体の疲れを取って健康になる 決定版 ゆる体操』(PHP出版、2015年9月)

関連項目

ゆるプラクティスの重要用語

ゆる体操

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ゆるプラクティス

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