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用語定義

ゆる体操

ゆる体操の学問的定義

ゆる体操は、全身を一体として、あるいは全身を各部分に分けてほどこす揺動緩解運動(身体をゆすり動かして、緩め解きほぐす運動)・圧動緩解運動(全身もしくは身体の一部に重力や圧力を掛けながら動かすことで緩め解きほぐす運動)、および全身を各部分に分けてほどこす擦動緩解運動(身体の部分を手や足でさすることで、緩め解きほぐす運動)を主たる運動としている。


それに呼吸法、ツボ刺激運動、擬態語発声、快適感促進語発声(快適感を促進するように「気持ちよく」とつぶやくこと)、だじゃれ発声などによる笑い誘導を加えた、複合的な運動態を利用する。


即時的効果として、脳と身体にわたる生化学的状態の改善を背景とする高い集中力と深いリラクセーションの同時あるいは別時達成、全身を一体としてのあるいは各部分に分けての血液・体液の循環と代謝の促進および疲労の積極的回復、全身を一体としてのあるいは各部分に分けての緩解(ゆるめときほぐすこと)を前提とした脳と身体のコーディネーション機能の促進およびインナーマッスルの活動性促進などの効果を、極めて低い運動量によって達成することを目的とする。


長期的効果として、過労・慢性疲労の解消、睡眠の改善、各種の病気・障害の予防・治療(主幹的もしくは補助的方法としての利用)・回復、体質改善、ダイエット、基本的運動能力の向上、全分野・種目に共通する根底的な能力(本質的能力)の向上、抗ストレス力の向上、精神的寛容度の向上、人格の変容、人間関係の改善、組織の改善などの効果を、極めて低いコスト(精神的負担・体力・運動量・費用・施設・道具)で達成することを目的とする、約150種類の体操法によって構成された体系性を特徴とする。

出典

『脳と体の疲れを取って健康になる 決定版 ゆる体操』(PHP出版、2015年9月)

関連項目

ゆるプラクティスの重要用語

ゆるプラクティス

運動科学総合研究所所長の高岡英夫が提唱する運動メソッドの総称。身体の拘束(コリ、力み)をとり、人間が本来備えている心身の能力を回復し、さらに高度に開発していくための様々な方法であり、具体的には関節等の動きの開発法、インナーマッスルの鍛錬法、身体意識の形成法等がある。公開されているものとしては、ゆる体操をはじめとして、スーパーウォーク歩道、ゆる筋トレ、達人調整、基礎ゆる、ゆる呼吸法、コンビゆる、身…

センター

人間の重心と地球の重心を結んだ物理学的な一線を重心線と言う。この重心線に沿って、潜在意識のラインを形成することができたとき、それを軸(センター、正中線)と呼ぶ。身体意識の一つであり、最重要の身体意識である。トップ・センター(中央軸)、サイド・センター(側軸)、ダイナミック・センター、内転筋軸等の総称でもある。 …

身体意識

運動科学総合研究所所長である高岡英夫が発見し、提唱している概念。身体と精神の境界領域に空間構造をもって存在する潜在下意識であり、人間の心身にわたるあらゆる能力を本質の側から支配する働きを持つ。 古来、人間の本質力の中心として重要視されてきた身体を天地に貫くセンター(正中線・軸)や前頭部・胸部・下腹部におのおの形成される上・中・下丹田、股関節に形成される転子、大臀筋と大腿裏筋群を活性化する裏…

腸腰筋

背骨と大腿骨の上端を結ぶ位置にある大腰筋と、腸骨から大腿骨上端にかけてついている腸骨筋の総称。腰を上から吊り上げるベルトのような役割で、骨盤や内臓をささえ、股関節の動きに関与するインナーマッスル。腸腰筋で大腿骨を動かせると股関節をより幅広く使える。 …